うまくいかないからと闇雲に活動を続けるのはかえって疲労してしまいます。
まずは何が原因なのかを見極め、それぞれにあった対策をすることが1番の近道なのです。
エージェントの方に言われましたが、面接練習をしている人としてない人では話しただけですぐにわかるそうです。
話すことが見つからない、決まってない人は文章を作ることから始めるのもおすすめです。
転職の失敗を繰り返す人には共通の間違いがあります。
この記事ではその失敗を学び、スキルがなくても転職成功に近づける簡単3ステップをご紹介します。

- 数を打てば合格するはず!と思って取り組んだが全く内定をもらえない。
- そもそもどんな対策が有効か知りたい
こんな方に本記事はおすすめです。
実際私も50社以上受けてやっと気づいた点でもあります。
しかしそれに気づけたからこそ、面接に自信を持つことができ内定も3つ以上もらえることができました。

転職失敗の理由
実際に転職がうまくいかない人にはいくつか特徴があります。

主に企業側の視点と個人に分けて解説していきます。
うまくいかない理由”企業編”
- 即戦力には考えられにくい人
- 経営理念にあってない
- 雰囲気が会社とマッチしてない
即戦力には考えられにくい人
新卒と違って、転職者には技術面や実績を求めるようになります。
- 過去にどういった成績を収めたか
- どんな能力があるのか
- 会社に入ったらどんな価値を見出してくれるか
ポテンシャル採用の場合は『将来的なビジョンを描けているか』というのもポイントになってきます。
反対に第二新卒以上になると、今までの経験が内定を左右することが現実です。
面接では今できる自分の能力をどういったことに活かせるか、価値を見出せるかを話す必要があります。
あの失敗があったからこそ、目の前のことに全力で取り組もうと思えます。

今の仕事でも必ず価値を提供できることがあります。
まずはそれが何かを考えることから始めてはいかがでしょうか。
経営理念にあってない
これは会社の方向性・大切にしていることが、志望者とマッチしているかといった内容です。
当たり前ですが、会社の方向性と自分のありたい姿が不一致なら両者いい思いはしません。
これの対処法は『自分がどうありたいのか』を明確にすることです。
例えば、
- もっと自分自身を成長させたい
- ライフワークバランスを重視したい
- 個性を大切にしたい
例を挙げればキリがありませんが、要はこの自分の揺るぎないものと会社の文化がマッチしてればいいのです。
[st-kaiwa1r]『自分はどういった環境に身を置いて働きたいのか』『その職場ではどんな挑戦ができるのか』など自分のありたい姿を明確にすることから始めると企業とのミスマッチは最小限にすることができます。[/st-kaiwa1]
雰囲気が会社とマッチしてない
これは簡単にいってしまえば相性です。
能動的に働ける人なのか。組織で協力しながら働ける人なのか。謙虚なのか律儀なのか。明るい性格なのか。

- 成長意欲が高く上昇志向が高い人で集まる会社には、志望者にも同じ人材を求めるでしょう。
- コツコツ自分のペースで手順に沿って働きたいと集まる会社には、同じ人材が集まるでしょう。
自分はどちらなのかを明確にすることも大切ですが、最終的には雰囲気関係なく自分が将来どうしていきたいのかを明確にすれば答えは早いです。
続いては個人編です。
ポイント
- こだわりの条件がたくさんある人
- そもそも面接対策を怠っている
- 自分がどういう人間かわかってない(自己分析)
では解説していきます。
こだわりの条件がたくさんある
ここで定義する条件とは、『年収』『勤務地』『ライフワークバランス』などです。
条件をあまりにも絞りすぎてしまうと、焦点が狭くなります。
そうすると、一発勝負のような状況となり、うまくいかない度に精神的にダメージを受けることも考えられます。
対策としては、志望条件を3つほどにしぼりましょう。
おすすめとして関連企業の話をかたっぱしから聞くことがおすすめです。関連企業の面談を受けることで業界知識や求めてる人材などがクリアになってきます。

そもそも面接対策を怠っている
これは非常に多い理由です。

なんて考えてた当時の私ですが、圧倒的に自己分析が足りませんでした。
実践した自己分析は以下です。
- 強み・弱み
- 業務で困難に立ち向かう時の工夫・思考
- 実務を通して自分が貢献できること
- 5年後、10年後のありたい自分
30社以上受けてやっと自分を知ることを学び、そこから内定をいただけるようになりました。
自分で分析するのが難しい方は『ストレングスファインダー』がおすすめです。
リクルートの新入生OJTでも使われており、実績のある万能分析ツールです。
下記にて使い方やメリットなど詳しく書いてますので参考までに。
>>あなたの強みと飛び抜けた能力はなんですか?科学的に分析しながら知れます。【ストレングスファインダー】
成功率を上げる3つ
ここから具体的な行動に落とし込んでいきます。
- 面接対策
- 業界全体研究
- 市場規模の研究
面接対策、自己分析などは他の記事でも解説しておりますので参考にしてください。
>>IT未経験転職は辛い?転職理由や志望動機に簡単な工夫で内定もらえた方法
業界全体把握
業界全体がどのようなビジネスモデルで形成されており、その中で企業はどのようなサービスを提供しているのか、という流れで業界分析するとスムーズです。
ビジネスモデルというと難しく聞こえるかもしれませんが、要はどうやってお金を作っているのか知ることです。
業界動向の研究
市場価値は今後拡大していくのか、世の中に大してどのくらいのインパクトがあるのかを知ることで、キャリアの将来性を知ることもできます。
もちろんですが、今後衰退していく業界よりも市場規模が拡大していく業界の方が経済マネーが好循環になり、給与UPにもつながります。
そのために業界をチェックするのは必然です。
業界の中でも自分ならどんな価値を提供できるかを深掘りし、まとめてみましょう。
さらに成功率を上げるには
これは専門分野の勉強をすることです。
例えば、デジタルマーケティングやwebマーケティングに転職を希望するなら
- ブログでSEO対策をしてみる
- ライティングを初めてみる
- LPを作ってみる
おすすめポイントは自分で手を動かすことで実務業務を体験できるということです。
これのメリットは3つあります。
- 業界知識が多少でも身に付く
- 業務内容を疑似体験できる
- 転職で行動力が評価される
少しでも知識を入れておくだけでも、業界に対してのイメージや意欲は変わってきます。

その時、「一人では解決に限界があると思い組織で経験したいと思った」などの転職理由にも有効です。
まとめ
うまくいかないからと闇雲に活動を続けるのはかえって疲労してしまいます。
まずは何が原因なのかを見極め、それぞれにあった対策をすることが1番の近道なのです。
エージェントの方に言われましたが、面接練習をしている人としてない人では話しただけですぐにわかるそうです。
話すことが見つからない、決まってない人は文章を作ることから始めるのもおすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。