
こんな疑問に答えていきます。
今まで面接で、40社以上を2ヶ月で受けてきました。
我流でなければもっと早く内定をいただけたにも関わらず、そのやり方が全くわかりませんでした。
何回も失敗を重ねる上で、コツや注意点が明確になってきた経験を伝授します。
証券会社からIT業界に転職を成功させた方法
3つあります。
- 志望動機の充実
- 転職軸の解明度
- 将来の自分像
それでは解説していきます。
志望動機の充実
なぜ未経験業界であるIT業界を志望するのか
ここは一番納得のいく回答が必要です。
社会人経験が多い人に比べ技術的なことを多く求められない分、ここの回答は手を抜けません。
意識するポイントは以下の通りです。
- 前職による他責が理由ではないか
- IT業界に興味を持ったストーリーを話せているか
- 環境のせいにしていないか
例えば私であれば、インターン時代にwebマーケ分野に業務で関わる中で興味を持つようになり、業務終わりに自分でブログを立ち上げてSEO対策や、LPを作るために独学でプログラミングをしていく中で、"webセールス"に強く関心を持った。どうすれば集客できるのか、専門的に身につけて多くの企業やお店の経営支援をしたい気持ちが強くなったため志望。
あえて抽象度の高い文章にすることで興味が自分に向きやすくします。
また全て自分のことを話したい気持ちもありますが、全て話してしまうと「頭の中で考えを整理できない人」と評価されてしまうので
端的にわかりやすく伝え、深掘りをしてもらうようにしましょう。
転職軸の解明度
つまり、転職をする上で自分が大切にしている価値観や譲れない条件を指します。

- ワークライフバランスが保てて
- 定時が早くて
- 有休消化もしやすい

なので、自分の働き方を想像してもらえるような回答を心がけましょう。
例えばこんな感じです。
- 早いレスポンスを心がけている
- 業務上の無駄を効率化することを常に意識している
- 自社サービスに熱意と自信がある企業を中心に探している
スマート且つ業務に対して熱意を持った前向きな姿勢が見えてきます。
ここでは自分の働き方に対するこだわりや、気をつけていることを話しましょう。
間違っても、「年収が最低○○欲しい」「定時で帰れそうだから」などは控える方がいいです。
将来の自分像
自分が将来どんな風に会社で活躍したいかが問われます。
- これは会社に入ることがゴールになっていないか
- 会社の利益を上げてくれるか
- すぐに辞めたりしないか
などの項目がよく見られます。

もちろん起業すること、フリーランスとしての働き方も素敵です。
しかしその気持ちを出しすぎると「すぐに辞めてしまうのでは?」と内定から遠くなってしまうので、気をつけましょう。
大切なのは将来のありたい姿を目指すにあたり、「なぜうちの会社を選んだのか」が一番聞きたいことです。
組織で働くことで、個人だけでは発生しない出来事やピンチを経験できる。さらにその対処法や対策を過去の事例の成功失敗事例を交えて体系的に学ぶことができるため。
などとすると会社に入る理由にはなります。
そこから会社内でそのような経験を積んでいきたいかなど深掘りするといいです。
マインドマイスターであれば、箇条書きで自分を深掘りできます。
webマーケティングを学びたい→なぜ学びたいのか、今の職じゃだめなのか、学ぶことで自分にどんなメリットがあるのか
なぜに対する答えを可視化することで思考が整理されるのでお勧めです。
志望動機の注意点
成功するには欠かせない志望動機ですが、ここで注意点を理解して自分の回答クオリティを高めましょう。
以下の2つに注意しましょう。
- 環境依存による理由
- 向き不向きを理由にする
環境依存による理由
これはよくありがちなんですが、前職のネガティブな内容を理由にしてしまう人が多いです。

この対策は、今の会社ではできない規模感の話をすると説得力が増します。
例えば
ポイント
今の会社では企業の税務や資金のアドバイザーとして多くを支援することにやりがいを感じるが
次第に企業時代の事業スケールに必要な集客方法や広告などで数値分析して、経営支援もやってみたいと考えた
これは前職への不満を理由に退職を検討しているようには聞こえません。
しかし専門チックな話に持って行き過ぎると、その分野について深く勉強しておかないと行けないので注意が必要です。
向き不向きを理由にする
- 前職の営業職が自分には合わなかった
- 事務作業が苦手で違うことをしたくなった
これでは、面接先の会社で働くことになったとしても同じ原因でやめられるかもしれないと思われるかもしれません。
自分が不向きだからというのを理由にした志望動機は避ける方がベターです。
さらに合格率を上げるために
基礎的なデジタル知識
さらに合格率を上げたいのであれば、事前に希望分野の知識を蓄えることをお勧めします。
webマーケティングであれば
- マーケティング・ビジネス実務検定
- Web検定
- IMA検定
- ネットマーケティング検定
- Google Analytics invidual Qualification.
- ウェブ解析士

社会人としてのマナーは必然
業界未経験であれば、自ずと勉強できるような環境を確保してくれています。
とは言っても未経験だからといって学校のように定型的に学べるわけではありません。
むしろIT業界は常に市場が激しく変わるマーケットに位置しているので大手企業でない限り立派なOJTは期待しない方がいいです。
実際に効果のあった対策
ここで2ヶ月で50社以上受けてきて本当に効果のあった対策をご紹介します。
- 面接の事前練習
- ブログサイトを立ち上げてみる
- 静的言語を学ぶ
面接の事前練習
これは間違いなくやりましょう。
上記でも解説しましたが大切なのは
- 志望動機
- 将来の自分像
- なぜ未経験のIT業界なのか
ここを自分の中で深くお落とし込んで解明度を上げましょう。

自分でもがいてる時間が一番無駄です。第三者に手伝ってもらうことで1分ほどで思考の浅さに気付かされます。

自分の考えた回答についてひたすらなぜ?と聞いてもらいましょう。
ブログを立ち上げてみる
これは非常にお勧めです。
実際に自分で始めてみることで、知識が身に付きます。
さらには能動的に動く人なんだという評価をいただけることもあります。
転職後はこのような業務で広告を回したりすることが多くなるので、資格勉強しながら実践経験を積みましょう。
実際に以下のような経験ができました。
- PV数を意識した数値から分析する癖が身に付く
- SEOについて体系的に学べる
- セールスライティングを学び実践できる
これをすると、より一人で学ぶことの限界と知識のなさが明確になるのでなぜ会社という組織で働くのかの理由にも応用できますね。
>>【転職大成功】webマーケティングを独学するためにブログを始めた結果。
静的言語を学ぶ
これは応用です。
静的言語
プログラミング言語の一種です。主に HTML、CSSのことを指します。
よくみるランディングページや企業のホームページはこの静的言語が一部使われています。
ランディングページの改善などはIT業界で働く中で必要なことです。
その時に使えるのは「静的言語」です。
1ヶ月で習得するならデイトラのWeb制作コースです。
実際に私もWeb制作コースを受講し、実際にデモサイトを作りました。→こちら
パソコン初心者の私ですが、これに関してはやればできるようになります。

実際にPHPまで学習しましたが、面接官にはIT知識が0ではないという理由から割と好感なようです。
プログラミング言語の中でも比較的簡単な言語なので余裕のある方は学んでみると転職や内定後に有利に働きます。
まずはHTML、CSSなどの基礎的な学習を学びたい方はprogateがおすすめです。
自分のペースで毎日5分でレッスンが終了するので、続けやすいです。
無料で学ぶ
まとめ
まずは最低限必要な面接対策と、余裕があれば資格勉強や実際にブログを立ち上げて見てもいいと思いますよ。
大変の運のいいことにブログの入口から継続する方法まで全部書いてますので参考にしてくださいね。
参考:WordPressブログの始め方!収益化を叶えるための設定方法を教えます。
とはいうものの、反対にあえて無知で面接に行くのもお勧めです。
面接官によっては
- どういうスキルが足りないのか
- どんな受け答えがいいのか
- 不合格となった理由
私も未経験で転職するにあたり、欠けている盲点を洗い出してくれる人が多い印象でした。

ぜひ参考になれば幸いです。